one visa(株式会社one visa)は、在留資格の申請にあたっての情報収集から申請書類の自動作成、そしてビザ取得後の管理まで丸ごと行ってくれるwebサービスです。
【ビザ申請】ビザ所得・管理サービスの「one visa」がすごい
今回ご紹介するone visa for行政書士β版は、one visaがこれから日本で働こうとする外国人労働者向けのサービスだったのに対し、国内の行政書士がビザ申請業務を行う際のサポートツールを提供するという位置付けとなっています(β版。リリースは2020年秋の予定)。在留資格申請業務(ビザ申請)に於ける業務効率を謳っているone visa for行政書士ですが、一体どのようなサービス内容なのでしょうか。
行政書士や在留資格に関する基礎知識と併せて詳しく解説いたします。
在留資格とは
在留資格は外国人が日本で活動するために必要な資格のことです。在留資格は、外国人が日本で活動する目的・在留期間(日本に居られる期間)ごとに29種類に分類されています。
よく、在留資格(就労ビザ)という表記を見かけることがあります。在留資格と就労ビザは同じものを指しているのでしょうか?
実は、就労ビザという呼称は正式な名称ではありません。
在留資格=日本で外国人が就業するために必要な資格
であることから在留資格を就労ビザと呼んでいるだけです。つまり就労ビザという名称は通称です。
行政書士
行政書士を一言で表すなら、「書類作成のプロフェッショナル」でしょう。作成書類の種類ごとに「許認可」「民事系」「その他」とカテゴリー分けできます。許認可カテゴリーでは、官公署に提出する書類(自動車、新店舗の営業認可など)の代理作成を行います。在留資格も許認可のカテゴリーに属します。民事系カテゴリーでは遺言書や契約書、内容証明書などを作成します。その他のカテゴリーに入るのは「許認可」「民事系」どちらにも当てはまらないものです。
在留資格の申請には、申請書類の準備から記入までを完璧に行う必要があります。日本人にとっても大変な作業ですが、外国人にとっては言語の壁もあり、さらにハードルが高い作業であることは想像に難くありません。実際、一度の申請で受理されるのは全体の3%ほどで、ほとんどの場合やり直しを余儀なくされているようです。
そんなときに適切な助言や、申請の代行をおこなってくれるのが行政書士です。外国人の在留資格(就労ビザ)申請に特化、または強みを持った行政書士は多くいらっしゃいます。お金はかかりますが、自分で行うよりも行政書士に依頼したほうが確実なことは言うまでもありません。
以下でご紹介するのは、そんな「在留資格の申請案件」を多数抱えておられる行政書士の方々の業務効率を向上させるべく開発されたWEBサービスです。
one visa for 行政書士
one visa for行政書士は、日本国内の行政書士向けの業務効率化WEBサービスです。公式では「クラウド補助者」という表現が採用されています。これまで処理に時間と手間がかかっていた業務を、 one visa for行政書士を利用することで劇的に効率化できるようです。具体的には、
などを、one visa for行政書士を利用することで
・one visa for行政書士のシステムに企業担当者を招待。連絡や進捗状況をクラウド上で共有
・ワンクリックで申請書を生成
・顧客情報もクラウド上で一元管理
このように効率化できます。現在実装されているのは上記3機能ですが、便利な機能は今後も追加されていく予定です。例えば、
・事件簿自動作成機能
・見積書/請求書/領収書作成機能
・理由書カスタマイズ機能
これらは既に今後実装予定と公式発表されています。
β版について
one visa for行政書士は2020年8月現在、β版でリリースされています。本リリースは2020年秋を予定しています。
なお、β版を利用することで無料のトライアル期間が最大45日間無料になるキャンペーンをおこなっていますので、ご興味をお持ちの方はこちらからお申し込みください。
なお、one visa for行政書士の利用登録にあたっては、
・登録者が行政書士であること
・届出済み証明書を所持していること
の2点をクリアしている必要がございます。そちらも併せてご確認ください。
まとめ
外国人労働者向けのビザ申請サービス、one visaは複雑な申請処理を簡略化できるということで人気を博しています。今回リリースのone visa for行政書士も、行政書士の方々にとっての強い味方となってくれることと思います。本リリース前にβ版をお試しいただくことをおすすめいたします。