外国人社員‐上司部下の相性を数値化！「ミツカリ」の適性検査が話題｜【外国人雇用活用ツール】

新卒採用に主に利用されている「適正検査」ですが、近年では外国人に対しても実施するケースもあります。とくに今後は少子高齢化による人材不足から外国人留学生の採用に前向きな企業も増えています。

実際のところ、株式会社ディスコが2018年末時点に実施した企業の意識調査によると53%の企業が「外国人留学生を採用する（予定含む）」と回答しています。
参照元：「外国人留学生／高度外国人材の採用に関する企業調査」 ＜2018 年 12 月調査＞」株式会社ディスコ

採用はミスマッチを防ぐことが重要です。とくに外国人採用のノウハウがない企業は面接においても何を基準に判断するべきなのか迷うところです。

そこで基準となる「適正検査」が役立ちます。外国人に対応した適正検査として9ヶ国語に対応している「ミツカリ」についてお伝えします。

「ミツカリ」とは？

「ミツカリ」は人と組織のミスマッチを解消するサービスとして、株式会社ミツカリが生み出した適正検査サービスです。パソコンやスマートフォン、タブレットからオンラインで適正検査を受けることができます。「ミツカリ」は外国人専用というわけではなく、日本人にも対応しています。

感覚的に行われていた人事をAIがサポート！心理学の理論をベースに研ぎ澄ました72問10分間のテストで、仕事に関する性格や価値観を数値化します。その結果を比較することで、「人と人」「人と組織」の相性も数値化することができます。

引用元：「 2,700社以上が導入、155,000人以上が受検した適性検査 」株式会社ミツカリ

「ミツカリ」は自社と社員の相性や、社員と部署、社員と上司の相性などを分析して数値化してくれます。したがって、採用時に「適正検査」として利用するだけでなく、自社の社員の人事異動や人員配置の適正化の基準として使うことができます。

ミツカリの仕組み

ミツカリは、近代心理学において最もメジャーである「ビッグ・ファイブ理論」をベースにしています。ビッグ・ファイブ理論とは、性格を5つの独立した要素に分けて計測することで、千差万別の人間の性格をおおまかにパターン化する理論です。

ミツカリでは、5つの性格に「仕事をするうえで特に重要となる価値観」を加え、最新の心理学研究や自社調査によって計14の要素を抽出しました。その過程では、社会心理学の権威であるカリフォルニア大学バークレー校のキャメロン・アンダーソン教授、および、AI技術に詳しい京都大学大学院の田島敬史教授に監修を頂き、精度を担保しながら設問数を最小限に抑えました。

「 ミツカリの仕組み全体像 」株式会社ミツカリ

人間の性格は５つの要素に分けることができるという心理学の「ビッグ・ファイブ理論」をもとにミツカリは構成されているようです。

それぞれの因子を数値化して、分析材料にします。数値が高いから良い、というわけでもなく、様々な要因や観点から相性を「ミツカリ」が導き出します。社員同士の相性や社員と業務の相性などを分析し、それをもとに採用や人員配置をすることで、ミスマッチを解消し、早期退職を結果として未然に防ぐことができます。

具体的な「適正検査」の実施方法

社内であれば、社内用パソコンで受験できます。採用時の利用であれば、応募者のスマートフォンやタブレット、自宅のパソコンで受験ができます。

9ヶ国語対応で外国人にも実施可能

日本人採用でもミスマッチを事前に防ぐことが望まれますが、どうしても防げないこともあります。外国人は、日本とは違う文化で生活してきた方も多くいます。いくら日本が好きで日本で働きたいという動機があったとしても、企業として異文化理解には努めることが求められています。とはいえ、そのノウハウがない企業も多く、入社後のギャップというものは日本人も含め防ぐことは困難です。しかし、「ミツカリ」を使用することで、ミスマッチの可能性を抑えることができます。

「ミツカリ」は下記の言語に対応しています。

• 日本語
• 英語
• 中国語
• ベトナム語
• タガログ語
• ポルトガル語
• スペイン語
• ネパール語
• ミャンマー語

9ヶ国語対応により、日本語で受験するよりもより正確な回答を実現し、精度の高い分析が可能になっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は外国人対応の適正検査「ミツカリ」についてお伝えしました。詳細を知りたい方は以下のURLでご覧ください。ミツカリのようなツールを利用することで、外国人採用に役立てながら自社にデータを蓄積していくことで、その後の採用にも役立てることができるのではないでしょうか。
別サイト：「株式会社ミツカリ」